動機のドラマって大事【インシテミル7日間のデス・ゲーム】 [地上派映画]
2011年10月14日の金曜ロードショーでみた、インシテミル7日間のデス・ゲームの感想です。
ミクシィで挙げていたのたのを再掲載さしていただきました。しかし、カテゴリ作ったところで今後書く予定があるんだろうか。
うーん、こわいっちゃー怖いんだけど、
最後で萎えた。正直。
私の推理ズレ・悪役美化の原因は、多分に過分に犯人側の動機のドラマなのですよ。
快楽のためであれ芸術追求であれ、そしてもちろん復讐という名のキレイなエゴであれ。
あ、みんなエゴには変わり無いか。
犯人側に入れ込めとは言わないが、悪人なりの正義というか価値観というか。
それもまた理想と意思。それが代償をともなうものであっても。世界を敵に回すものでも。
そういうの、大事。
だから、インシテミル機関の運営側の動機的なものを期待していたんですよ。
人間に絶望したのとか、
たくさんの人に裏切られ続けてきたのとか、
なーんもねえのかい。と。
そもそも推理・事件物というカテゴリがダメなのか?怪奇譚か?
それにしたって、なぁ。化物にも未練という動機のドラマがあってだな。以下略。
藤原さんが言っていたよね。
ミステリーは虚構だからいいんだって。
動機のドラマも虚構の中にしかないのかな。・・この話も虚構らしいけどね。
これだからヲタが・・・あぁ話がそれるからいいや。
そりゃ、謎は謎のままの方が、より恐怖感はあるんだけどさ。
あと、続きがあるのかというフラグも建て易いしね。
せめて、綾瀬さんの役(機関の職員)さんに、なんか人間不振になるような動機のドラマがあればなぁ。とか。
もしくは、藤原さんとのラブラブ?をもっと掘り下げて欲しかったような。
あと、登場人物の動機をいちいちやるとか。・・・くどい?
まぁ簡単に言えば、私は観てはいたけど、かの機関に投資はできねえなぁと。
本当に生きる意志がある奴だけが脱出できるってのもあったけど、それもなんかあんまりみえてこなかった。
北大路さんのオチもなんか、拍子抜けだよね。
綾瀬さんが職員だから、結果的に2人残ったっていうのもいいんだけどさ。時間切れの方だったし。
そして誰もいなくなったとか結構関係なくね?思いだせるほどそっち把握していないけど。
というか、最初の、まだらのひもってなんだ!!
(藤原さんが最初に持っていた凶器にあったメッセージ)
バカにしてるのか!?と、ちょっと考えたズレシャーロッキアンが通ります。
聞き間違いですか?
なんで引っかき棒にあるん?本作はあれで蛇追い払ったんだっけ?
でも、インシテミルでは使っていない=犯人(運営側)に報いていないっていう痛烈な皮肉なの?
(まだらの紐は、犯人に報いまくりのオチ)
・・・他に何かあるのか?実は結構謎伏線が深いのかインシテミルって。
人間の愚かさとか疑心暗鬼とかを出しまくったのも、なんか、こう、なんと言えばいいのか。
それでも・・・っていう、藤原さんが弱い。気がする。
弱いのが人間立ていう話なのか?
2次元ズレの所為かもしれないけど、綾瀬さんに助けられずに強く言い切って欲しいみたいな。
そういうヒーローの図か、もしくは、
やっぱりそんなもんだな今回も。あぁ~つまんね。次は期待してんぜマスター。
みたいな、黒幕とか観客の悪意コメントのひとつでも欲しかったなぁ。
中途半端な気がする。それも虚構に無い人間性なのか。
・・・こんぐらいかなぁ。
マジごめん。でも、そう思っちゃったので。
お粗末。
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