ホームズとルパンの違い【容疑者Xの献身】

多分友情のために、きっと愛のために。（出典は、多分少女革命より）
2011年12月27日放送の容疑者Xの献身感想です。


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ホームズは、恋愛に興味なし（なしというか、女性に興味なし？）いや、認めてはいるのか（それも微妙かもしれないが）、少なくとも推理構成の、探偵業としては邪魔。なので、理解できない。名探偵の名探偵たるゆえん。

一方、ルパンは逆にソレしかないといってもいい。母親の不幸に始まり、恋した女性のために犯行を重ねてこそ、大怪盗という（モラル的には不名誉かもわからないが）名誉を与えられた。

ドラマを見ていて思ったのは、まずそういうところですかねえ。
ただ違うのは、ホームズとルパンがライバル関係のない（少なくとも石神（石上？）さんはガリレオに挑戦はしていない）直接の友人で、ホームズが相変わらず警察組織をバカにしているのはともかくも、ワトソンではくルパンのために（もしくは、＝）活動しているというところでしょうか。

何が言いたいのか自分でもちゃんとまとまっていないんですけどね。

個人的に不満だったのは、ガリレオが今回友情を重視しようとした点でしょうか。
内海刑事がそれでいいんですか？問わなければ、あのまま黙秘していたのではないでしょうか。
他の話をちゃんと見ていないのですが、ガリレオ氏は、自分が真相わかれば、他人が（特に警察が）わからないままでも良いタイプなんでしたっけ？

今回は、犯人が友人であることと、実際の罪があったとはえ、庇う不幸とは言え、少なくとも犯人にとっては幸福という事件柄、 黙秘することもまた金という味方もできなくはないですが、個人的には、自分で気づいて自分から犯人のために新装を明らかにして欲しかったなあとか。

やっぱり、そこは職業探偵でない場合の基本なんでしょうか？（笑）

断っておきますと、私は犯人に感情移入できますし、愛した女性のためにという行動も良いと思います。
その後黙って従ったまま、彼だけを罪に貶めるかどうかはわかりませんが、してくれたら嬉しいなんて、ひどいことを考えるぐらいには。
しかしかながら、名探偵である以上は、友情だろうと愛情だろうと、それでも真実は一つしかなく、ソレを自分以外にも明らかにしてしかるべきと思ってしまいます。

とはいえ、ホームズさんは（身分だったりで状況背景も理由でしょうけど）明らかにしない場合もあるんですけどね。
や、警察には明らかにしないけれども、関係者には明らかにするからな。
って、この事件、知っているけど第3者っていないな（苦笑）

事件的には、死亡時間をずらしただけと思いきや（こたつがそもそもあったし、ってそれは後日にするためか。腐敗速度を進ませるようなのもでもできそうですよね）、すり替えで、加えてそのためだけにもう一つ作ってしまったというトリックのすごさでしょうか。伏線がどこかにありましたかね？ホームレスさんに対する話だけで、そこまではさすがに推測できませんでした。

ところで、ガリレオと内海刑事はいつくっつくんですか？＜まとめがそれかよ

参考までにあらすじをば。
（出典：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85X%E3%81%AE%E7%8C%AE%E8%BA%AB#.E6.98.A0.E7.94.BB）

花岡靖子は娘・美里とアパートで二人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。

そして3月11日、旧江戸川で死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定、花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところでことごとくズレが生ずることに気づく。困り果てた草薙刑事は、友人の天才物理学者、湯川に相談を持ちかける。

すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。彼は当初この事件に傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを知り、独自に解明に乗り出していく。

物理学者湯川シリーズの短編『探偵ガリレオ』『予知夢』を原作としたテレビドラマ『ガリレオ』の劇場版として本作を同ドラマのキャスト・スタッフにより映画化。月9枠のドラマの映画化は『西遊記』『HERO』に続き3作目となる。2008年初旬に撮入し、同年10月4日に公開。さらに映画公開初日には、フジテレビ系で『ガリレオΦ』が放送された。

福山にとって『ほんの5g』以来20年ぶりの本格的な映画出演になり、映画主演は初めてである。

『ガリレオ』において登場したオリジナルキャラクターが引き続き登場するが、基本的なストーリーは原作に沿ったものとなっている。ドラマの劇場版と いう位置付けながらもオリジナルキャラクターの出番が少なく、湯川が数式を書いて推理を整理するシーンがないといったドラマのパターンを踏襲しない展開を 見せている。また原作との相違点として湯川と石神が雪山に登り、その雪山で対峙するシーンが挿入されている。

2009年12月29日に『ガリレオΦ』と連動した「二夜連続ガリレオスペシャル」を銘打って、地上波で初放送された（視聴率17.3%）。　

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